ダイエット理論は変化する
最近、徳島では、新型コロナウイルスの感染拡大はひと段落し、かなり落ち着いてきました。
それはとてもいいことです。
そして、私の会社も「する、する」と言いながら、リモートによる在宅勤務を実行しないまま、また、ウヤムヤになりました。
それもまぁいいです。
問題は、いわゆる「おこもり生活」をしていないにも関わらず体重にして2kg、体脂肪率にして2%、増加してしまいました。
「ダイエットしなきゃな」と、思っている人、この世の中には結構いるみたいですね。
私の愛読書、Tarzan(2020/9/24号)の特集は
「 新しいダイエットの正解」です。
先ずは感想から
パラパラと目を通した感想としては
料理のレシピが多い!
です。
秋の味覚と称して4ページ
スイーツで2ページ
酒のつまみで1ページ
外ごはん(アウトドア料理)で4ページ
と料理レシピの紹介で11ページも費やしています。
オレンジページじゃないんですから、半分でいいです。どうせ作らないし。
それに加えて三大栄養素とか、食事系というくくりにすると、さらに割合は増えます。
それだけダイエットを成功させるには、食事が占める割合が高い、ということなのでしょうか。
新常識か?ちゃぶ台返しが最近多いぞ
今回の号のイチオシの一つは「筋トレと有酸素運動の正解」という記事。
ダイエットから見た、筋トレ(=無酸素運動)と有酸素運動の関係についてQ&A方式で説明してあります。
その記事で、ダイエットのためには筋トレ、有酸素運動の両方とも必要、という結論なのだが、それ自体はこれまでと同じで、読んでて「フムフム」という感じなのだが、「一度にやっていいの?」という質問に対し、「別々に行った方がいい」という回答。
え~!
これまでは筋トレをすることで、成長ホルモンが出て、それが脂肪分解を促進させ、分解された脂肪を有酸素運動で効率的に燃やす、という説明だったと思ったのだが・・・なので、運動するなら、先ず筋トレ、次に有酸素運動、これ鉄則!って感じだったと思うのですが。
次の質問が「一度にやるのならどちらが先?」というもので、その解答では上記の「筋トレをしたら成長ホルモンが出て・・・」との解答だったが、それでも「別々が望ましい」と前置きをした上での解答だった。
ダイエットの方法、脂肪燃焼のメカニズムって日々変化しているのでしょうか?
「入浴と睡眠の正解」はもっとすごい
睡眠や入浴に関しての記事も、今までの話とずいぶん違うことを言っている。
(睡眠は量より質と言われてきたが、量も大事。お風呂はぬるめを手早く、など)
そもそも、ダイエット自体がよくわかっていない上に、入浴や睡眠との相関となれば、それこそ研究が進んでいないのではないのか?と思えるぐらいです。
結局はバランスか?
ダイエットにはいろいろな流行り廃りがありましたが、結局、栄養のバランスが取れた食事を消費カロリー以下に抑えて摂取する、というのが「廃れない」理論なのではないだろうか。
まぁ、当たり前のことを書いても売れないだろうし、珍説奇説でも、様々な研究結果のグラフや表を用いて記事を構成するところが、Tarzanという雑誌に好感が持てるところなですよね。
「そう思う」という自分の経験とフィーリングを根拠にセンセーショナルな珍説奇説を語る〇本〇史氏よりは誠実な商売をしている。