岡山のみなさん!ありがとう!!また来ます!!!リベンジに!!!!おかやまマラソン2022
長いタイトルになりました。
コロナ禍を乗り越え、私にとっては海部川風流マラソン2020以来のフルマラソンです。
とても楽しみに意気込んで臨んだレースだったのですが、タイトルでお分かりのように
惜敗!
という結果に終わりました。
- 結論から先に
- スタートまで
- スタートまではストレスなく
- 人を感動させることができるのは人
- 久ぶりの雨の中のレース
- レース中のペース管理
- 感染対策の個包装は補給食には向かない
- 人には決断する時がある
- その後の展開
- オマケ~現在使用中のもの(ランニング編)~
結論から先に
結論から言いますと、
記録3時間31分38秒でした。
サブ3.5を目の前にして、かなり無念な結果となりました。
スタートまで
やっときました11月13日
おかやまマラソン、予定通り開催できて本当によかった。
ですが、レース当日の天気予報は雨。
「晴の国」が聞いてあきれるぜ、こちとら、参加した第1回も雨。
で今回も雨。
晴の国、なんて言ったところで、岡山はいつも雨ばっかりでさぁ~。
・・・って俺が雨男ってこと?と思いつつ、雨対策をして会場入り。
待っていたのは検温の列!
これが感染対策ってやつなぁ~と思いつつ、順番を待ちます。
スタートまではストレスなく
第一回の時からそうだったのですが、この「おかやまマラソン」は他のマラソンの実績を研究し、良い所をブラッシュアップし、不評だった点をつぶしていく、ホント「後出しの優等生」という感じの大会で、運営において抜かりがありません。
トイレも男子専用(男子小便専用)のトイレも充実しており、トイレ待ちのストレスもなく(この辺は愛媛マラソンを始め、他のマラソンも見習ってほしい)快適でした。
人を感動させることができるのは人
前回(第一回)もそうだったのですが、スタート会場、特に荷物預けエリア周辺など、ランナーが溜まりそうな場所にゴミ箱がありません(見つけられなかっただけ?)。
今回もスタート前の捕食やサプリメントを摂取した後のゴミを捨てる場所を探すのにウロウロしました。
まず、ボランティアと思しきスタッフに「ゴミ捨て場はどこですか?」と聞いたら、聞いた場所から少し離れたゴミステーションに行って捨ててください、と言われた。
で、指さされた方向に、ちょっと歩いたのですが、分からなくなり、また近くにいた別のボランティアと思しき人に
「ゴミステーションに行って捨ててくださいと言われたのですが、ゴミステーションとはどこですか?」
と聞いたところ、聞かれた彼は、ちょっとゴミステーションの場所について説明を始めたのですが、途中で、「そのゴミ、僕が捨てておきます」と言って、私が食べた後のバナナの皮だのサプリの屑だのが入ったビニール袋を引き取ってくれました。
その機転、感動したよ。
あの時の君!ありがとう!!君の行為だけで、おかやまマラソンの評価は100点満点中500点だよ。
人を感動させることができるのは、やはり人なんだ・・・と当たり前のことだが、忘れそうなことを思い返していました。
久ぶりの雨の中のレース
そして8時45分スタート。
1分程度のロスタイムはありましたが、スタートラインを無事に突破。
これから長いレースの始まりです。
あまりあてにならない最近の天気予報にしては珍しく、外れることなく、無情にも雨が降ってきました。
それも、結構、強めの雨
体もずぶ濡れです。
昔、チャリダーという番組で、
番組で、大雨の中、ずぶ濡れで自転車を漕ぐ竹谷賢二が放った謎理論。
「雨と汗は一時違いで、どちらも同じH2O。頑張れば汗もかくし、一緒です。」
を思い出します。そう、晴れでも雨でも、どっちみち濡れるのです。
ただ、水たまりの水が靴の中に入り込んで来るところは、汗と違うところなんだよなぁ・・・
レース中のペース管理
レース中は1kmごとにペースを確認することなく、3kmごとにラップを計測している。1kmごとに一々気にしてペースを上げ下げして調整していては、疲労が溜まるからだ。
フルでサブ3.5を達成しようと思ったら、理論上、平均4:58.59/kmで走る必要があります。
レース中、あまり細かい数値の管理はできませんから、1kmを5分未満と考え、3kmのラップタイムが15分未満、つまり14分台ならOK!このまま行け!15分00秒を超えていたらNG!スピードアップ!となります。
そのようなペース管理でこれまで走ってきました。
感染対策の個包装は補給食には向かない
エイドで地元の銘菓が振る舞われることがありますが、今回のおかやまマラソンでも名物きびだんごをはじめ、いろいろなお菓子が振る舞われたのですが、今回は感染対策の一環で、個包装のまま提供されました。
たとえば、提供されていたのが、このきびだんご
いままでは、「だんご」のみの状態で振る舞われていたのが、今回は、包み紙にくるまれた状態で提供されました。
すると、ランナーは包み紙を剥がして食べなければならないのですが、走りながら取るのは結構難しい。
このきび団子をお土産に買って、家でたべたのですが、テレビを見ながらだと簡単に剥がせるの剝がされるのかもしれませんが、走りながらでは剥きにくく、難儀しました。
ちなみに家族のお土産は、上記のきびだんごを買いました。
ゆっくりお茶を飲みながら食べるには、何の問題もありませんでした。
人には決断する時がある
そんなこんなで30kmまで走ってきました。
ラップも15分以内をキープしつつ走っています。
サブ3.5が見えてきました。
さて、ここで問題です。
31km地点で地元のラーメン店がラーメンを振る舞う、というエイドがあります。
ここでラーメンを食べると、速く見積もっても2~3分ほどロスします。
ラーメンを食べるべきか否か、どちらか決めなければなりません。
これは走る前から考えていました。「サブ3.5が無理っぽい」となれば迷わず食べる。
それ以外の状況なら食べずに記録を狙う。これが基本的なシナリオです。
そして、この「無理っぽいという」判断基準を30km時点で、2時間30分としました。
残り12kmを4:58/kmで約1時間、合計で3時間30分、という計算です。
で、問題の30km時点で・・・
2時間29分32秒・・・
今のところ、ギリもギリ。ラーメンを食べたら絶対にサブ3.5は無理っぽい。
でも、この先、脚が攣りかけでもしたら、それはそれでサブ3.5は達成できない。
どうする?どうする??どうする???
ええーーーーい!
泣く泣くラーメンエイドを素通り。
私は勝負に出たのです。
その後の展開
30kmを過ぎたころから4分台をキープするのが難しくなり、ジリジリとペースを落としてしまう、というのがいつもの展開なのですが、今回は違う。
33km、36km、39kmとずっと4分台をキープしています。
行ける、これはサブ3.5、行ける!
この時、自己ベストは無理としても、サブ3.5は見込みあり!と考えていました・・・
が、河沿いの土手から、岡山市街に戻ってきたあたりから、脚が攣り始めてきました。
攣ってしまったら、もう、記録も何もあったもんじゃない。
ここは、脚の筋肉が大人しくなるように、少しペースを落とします。
それでも、筋肉は予期しない収縮の予兆をピクピクとみせています。
なので、更にペースを落とします。
やっとスタジアムみ戻ってきました。時計を見ます。ペースは余裕の5分台。時間も3時間30分に、もう、カウントダウンの段階に入ってきている。
でも、ペースを速めようなら、脚は容赦なく痙攣を開始し、走るのはおろか、立つことさえ出来ない状態になってしまいます。
スタジアムでそれはないわ・・・
もう、歩いてるのか、走っているのか分からない状態でゴールへの最後のストレート。
目の前で、手元の時計は3時間30分を指し、そして過ぎていきました。
それでも前へ前へ進みます。
公式タイムを示す、ゴールの横の時計も、すでに3時間30分を超えています。
ああ・・・アカンかった・・・
ゴール!
記録は3時間31分38秒
残り3km余でのまさかの大失速で、サブ3.5達成は消えて失せてしまいました。
悔しさで、しゃがみこみたい気分でしたが、体勢を変えると脚が攣りそうなので、淡々と歩むことしかできない。止まることすらできない。
その時の私には、悔しさを味わう余裕すら無かった。
オマケ~現在使用中のもの(ランニング編)~
私が日ごろ使用しているグッズなどを、掲載時での感想をつづります。買うときの参考にしてみてください。
Air Zoom Rival Fly 3
今、履いている靴はこちら
探せば5,000円前後で買える。学生の部活での練習用シューズという位置づけでもあり、値段の割に耐久性は良い方だと思う。
結構、お気に入りです。
CASIO MOTION SENSOR CMT-S20R-AS
ランニングフォームを計測するセンサー。腰につけて走ります。
計測結果は、専用のアプリが必要。
さすがカシオとアシックス!という出来栄えです。
計測したデータを基に、走り方を再現した動画が作成され、一言コメントが付くのですが、これが効果的。自分の走りを客観視し、簡潔なコメントを意識しつつ走ると、短期間に劇的にフォームが改善されます(実際にどうかは分かりませんが、スコアはアップしました)。
練習量の割に故障せず、練習を続けられているのは、フォームが改善された結果であり、それはこのモーションセンサーのおかげかな、と思っています。
VAAM
ポイント練習、特に長距離とか長時間走る時に使ってます。
気分だけでなく、明らかに違いを感じる数少ないサプリメントです。
グリコ パワープロダクション エキストラ オキシドライブ
レースの2か月ぐらい前から摂り始めるのがこのサプリ。
パプリカキサントフィルという色素がどもいいらしい。
「オキシ」と名に冠しているいるだけあって、1月ぐらい飲み続けると、酸素の摂取能力が一段階、上がる感じがします。