私の禁酒メソッド~各論1 スイッチを押させない〜
前回の続きです。
前回はこちら、
さて、ここから紹介する禁酒メソッドは、私が5年前に実施した方法です。なので、私の体験談と思って読んで下さい。
ここで紹介する禁酒方法のゴール
前回の記事にも書いたのですが、禁酒のゴールは、
- 完全に酒を断つ
- 頻度とか量を抑制する
の二種類があると書きましたが、ここで紹介する禁酒の目的は「完全に酒を断つ」です。つまり「断酒」です。
やめるなら完全にやめる
なぜ完全に断つのかと言えば、その方が簡単ですし、長続きできるからです。
第一、アルコールの摂取量を適切にコントロールできるのであれば、酒で失敗することも、ましては飲みすぎることもない。
我慢しなければならないのに我慢できない、飲み出したら、酒量を制御できずグデグデになるまでのでしまう私のような人は、減らすのではなく断つ方が、断然楽である。
やめようと思ってもやめられない人は、脳にアルコールの欲求をコントロールする機能が無いかぶっ壊れているかのどちらかと割り切り、すっぱり酒とバイバイし、ちょっと違う人生をスタートさせる方をオススメします。
前回のおさらい
先ずは社会的にトラブル(友人や恋人とケンカしたとか、仕事に支障がでたとか)があり、「もう酒はやめよう」と思ったのにやめられなかった場合、「自分は依存症だ」と自分自身を設定することです。
医学的にどうこう、というのではなく、「禁酒」というゲームにおける主人公(つまり自分自身)のキャラ設定、というぐらいに思ってください。
先ずは全てを捨てる
先ずは最初に行うのは、買いためた酒類の廃棄です。
これからやめる人間にとって、酒はこれからの人生には不要です。冷蔵庫に入っているものも、ストックとして物置に置いてあるのも含め、全て捨てるか、誰かにあげるか、料理酒としてその日のうちに使い切るか、とにかく処分することです。目の前から酒を消すことが第一段階です。
スイッチを探せ
次に、 酒が飲みたくなる「スイッチ」の分析と排除です。
「あることをすれば(食べれば)、飲みたくなる」という行為、例えば「焼肉を食べるとビールが欲しくなる」、「風呂上りにビールが飲みたくなる」という場合、焼肉とか風呂がスイッチです。
酒のスイッチを押す行為は、すくなくとも1週間程度禁止です。
その間は、酒が欲しくならないメニューや風呂はやめて、シャワーで体を洗う程度にするなど、極力、酒とセットになっている行動を避けるようにしましょう。
「酒が飲みたい」と思い起す機会を最小限に抑えるのです。
各論2につづく