ランニングで気を付けることは、マスクよりも距離!
ランニングとコロナとマスクについて、これまで何回か書きました。
もう、書くこともないかな、と思っていましたが、今日、仕事の関係で、いわゆる「新しい生活様式」について、各省庁のHPを調べる機会がありました。
そこで分かったことを紹介させていただきます。
最初に結論!
霞が関の官僚曰く
ランニング中にマスクが必要なのかは、個々の判断に委ねます。
それより、これからの季節、距離を空けてマスクなしで走ろう。
・・・・ん?当たり前やな。
環境省と厚生労働省
環境省大臣官房環境保健部環境安全課と厚生労働省健康局健康課から都道府県に当ててに発出(つまり国から都庁とか県庁への連絡)された「令和2年度の熱中症予防行動について(周知依頼)」という文書がありました。
下のリンクは厚生労働省のHPです。上記の文書がアップされています。
https://www.mhlw.go.jp/content/000633494.pdf
感染対策と熱中症対策について、つぎのような記載がありました。
と、距離をあけ、マスクをして、手洗いをして3密を避ける、これが基本なんだけど、それではこれからの季節はキツイから、
距離が確保できるのなら、マスクを外すように、とあります。
まあ、当然ですね。
基本、マスク着用です。でも暑いから2m以上の距離が保ってマスクを外そうね、ということです。
しかし、ニュースでよくみる駒沢公園とか皇居とか、そんな距離保てるのだろうか?
それに皆様、お忘れではないでしょうか?この画像を
そう、ランニングとなると2mではおさまりません。
と、いうのもスポーツ庁の見解があります。
スポーツ庁の見解
ここでは2つの文書にリンクを貼っておきます。
1 学校の体育の授業におけるマスク着用の必要性について
https://www.mext.go.jp/sports/content/20200522-spt_sseisaku01-000007433-1.pdf
要旨
- 体育の授業にはマスクの着用は必要なし
- 児童生徒との間は2m以上(ランニングなどで同じ方向に動く場合は2m以上よりさらに長い距離)を確保する。
- 軽度の運動や本人が生徒が希望したら、着用してもいい。でもN95マスクなど医療用は避けるよう指導すること。
と、あります。どうも、厚生労働省や環境省と同じで、霞が関の人々はマスクよりも距離を保つことに重きを置いていますね。
2 「安全に運動・スポーツをするポイントは?」の改正について
https://www.mext.go.jp/sports/content/20200522-spt_sseisaku01-000006777_2.pdf
要旨
- 屋外で運動の際に、コロナウイルス感染防止の方策は、現時点ではよく分かりません。なので、わかったらここで言ってることも変わります。
- 体調の悪い人は運動をやめましょう。
- 2m以上の距離を保つ(強度が高い運動・スポーツの場合は、呼気が激しくなるため、より一層距離を空けよう)
- マスクの着用については次の通り
- ウオーキング・ジョギングは以下のとおり
要するに、群れて走るな。混んでいる所で走るな。マスク外したいなら空いているところを走れ。
ということです。
つくづく、当たり前です。
スポーツ庁のリーフレット
イラストの4人は、マスクしている人としていない人が混在しています。
マスクの有無より、まずは距離を空けろ!その上で、マスクをするのはお好きにどうぞ、ということだろう。
これからの季節、マスクランは推奨できない。ならば距離を空けよう!ということです。
前後10m以上空けて走るのなら、NoマスクでOKよ!
しかし、「一層の距離」とは何メートルなんでしょうね。具体的な距離は記載されていません。
そう言えば「ランニング時は10m以上は離れて」と一時言われていましたよね。
前後10m以上空けて走るのなら、NoマスクでOKよ!これが官僚たちが推奨する今年の夏のランの在り方かもしれない。
夏のランニングの後は、このドリンク。単に水分・ミネラルの補給にとどまらない、文字通り「体をメンテナンス」してくれてる気分になります。