おじラン/50代男の生活は走る

人生は旅だ! ランニングは旅だ! よって人生はランニングだ!!! 50代のおじさんは日々頑張る!!50代のおじさんが人生をあれこれ考えつつ、走り続ける記録。 練習やグッズのレビュー、レースレポなど

倒れる時は前向きに

「倒れる時は前向きに」、この言葉を聞いた時に巨人の星を思い出した人は、きっと50代でしょう。

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 司馬遼太郎作「竜馬が行く」で竜馬が語った言葉らしいのですが、どうしても「巨人の星」で一徹が息子の飛雄馬に男の生きざまを語って聞かせたシーンを思い出します。 

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 ちなみに「巨人の星」のアニメでは、この一徹のセリフに竜馬と思しき人物が切られて溝で絶命するシーンがかぶせられています。

このシーンのおかげで、私はてっきり龍馬は辻斬りにあって、溝に突っ伏して絶命したものだと、中2の頃まで思ってました。でも、そう思っていた人は結構な人数いたみたいですね。

理想のフォーム

 昔に見たアニメで勘違いしてた、という話がしたいのではありません。

 

ランニングフォームの話です。

 

金哲彦さんがランニングフォームを説明する時に、

  1. 両足を揃えて立つ。
  2. 前に倒れる。
  3. すると自然に足が一歩、前へ出る。
  4. その倒れ込んだ勢いで前へ進む体を支えるために、もう一方の足がさらに前へ出る。
  5. ランはその動作の繰り返し

というような、説明をします。

 

重心移動により自然と足が前へ出て、自然と体が前へ進む。

 

確かにこれは理想的です。

 

理想のフォームを続けるために

 しかし、実際やってみても、自然と足が前へ出て、自然と体が前へ進むのは、せいぜい50m程度です。

 

 なぜ続かないか。

 

 この走り方は姿勢が重要で、その姿勢を維持することができないからだ、と説明しているのを読んだことがあります。(なので、姿勢を維持するために体幹レーニングが重要だ、となるのです。)

倒れる時は前向きに

 私は、走っている最中にフォームや姿勢、体の動きについて、あれこれ考えてしまう時があります。

 そして今日は「最近、一歩、一歩、よいしょ!よいしょ!という感じで走らないと前へ進まない、なぜ、前に向かってスムーズに走り続けられないのか?」

 

  何故だ?

 

 そして一つの仮説。

 

 私の場合、左足が着地した瞬間に体がふらついて、左側に倒れ込んでしまってる気がする。それが前に向かって進む勢いを阻害しているのではないか。

 

「速く走るには、着地した脚がキチンと進行方向に倒れ込まないと、スムーズな推進が得られない」

 

という仮説です。

 

左足が着地して、上体だけでなく、左足から上が前方に向かって倒れてくれれば、右足がその勢いを無理なく受けて、スムーズに体を前進させる。

 

答えは足のどこで着地するか

では、キチンと進行方向に向かって体を倒すには、どうしたらいいか。

私の場合は、母指球で着地すること、というのが本日の結論です。

 

普通に土踏まずやフォアフットでの着地を意識しても左にふらつくのですが、母指球に意識を集中して着地すると、倒れ込む方向と進行方向が合致するような感覚がある。

 

それで今日の走り

そんな事を考えながらの今日の走り。

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今日は久しぶりの5分切りのペースで走りました。前のめり走法が良かったのでしょうか。

グラフによるとペースが上がると、上下動が抑えられています。

 

上下動が少ない方が無駄なエネルギーを使わない良いフォームとされていますが、ペースが上がると上下動が抑えられるのか、上下動を抑えるとペースが上がるのか、どっちなんだろう。

 

今年はレースもなさそうなので、あれこれ考えて、「楽さ」と「速さ」と「怪我をしない」のバランスを目指したフォームを探ってみたいと思います。

 

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