やりたいことって何だろう?
徳島は台風の影響で大雨です。
さすがに10月にもなったらシャワーランは寒くてできません。
出歩けないので、ドラゴンクエストウォークも言わずもがなです。
そこでぼんやりと雨音を聞いて時間を過ごしていると、いつもとは違った想いが浮かびます。
やりたいことは何?
50代ともなれば、「人生の折り返し」とか言われます。それは人の一生が80歳ぐらいと仮定しての話で、実際の人生のゴールは、もっと先かもしれないし、突然、今すぐに来るかもしれません。
そこで人生、終わる時に後悔しないように、やりたいことをやろう!
まずは、なにがしたいかリストに書き出して、それを一つ一つ実行していこう!
後悔の無い人生を送るため、ということを書いた自己啓発本をよく見かけます。
「最高の人生の見つけ方」という映画も、そんなリストをモチーフにした映画でしたね。
やりたいことは大概やった
私の場合、私の想像力で思いつく範囲で、やりたいと思っていることは大概やっている。例えば、
- サハラ砂漠の真ん中で星を見たい
- オーロラを見たい
- バイクで旅をしたい
- 外国を鉄道で旅をしたい
- ロンドンでミュージカルを観る(オペラ座の怪人とかキャッツとかはアンドルー・ロイド・ウェバーというイギリス人の作品で、初演もロンドンなので)
- 南の国のビーチでダラダラと過ごしたい
・・・と、思いつくまま書いたけど、これ全部20代のころにやってしまっていることばかり。よく挙げられる「温泉に行きたい」とか「三ツ星レストランで食事」とか、あまりピンとこない。
つまり、あれは楽しかったなぁ~もう一回やりたいなぁ~と思い出すことはあるが、20代のころに見た夢、それ以上の夢を50代の私には発想できないってことなのかな。
やっぱり旅だな
今、やりたいこと、ホント無いのかなぁ。ちょっと集中して考えてみた。
そして、ようやくひねり出したのは、旅だった。
自分という人間はどんな奴なんだ、と問われると、私という人間の本質は「旅人」なのでは、と思っている。目的地に着くより、移動している、彷徨っている、目的地に向かっている、ことが心地よい。
その移動手段がランでも、自転車でも、車でも、飛行機でもかまわない。
移動していたい。
最後の最後は
最後の最後は、お世話になった人、最近ご縁がなくなった昔の親友、そんな人、一人ひとりにあって「いや~あの世からお迎えが来ることになって、ホント、まいっちゃう・・・」とかいいながら、「ありがとう、お世話になりました」とお礼を言って回りたい。
そして、ビールを一杯。死ぬんだから、一杯ぐらい、いいでしょ。