小豆島へ行く 後編
小豆島に寒霞渓という紅葉の名所があり、今が見ごろだということ。
ここはひとつ、自転車で小豆島を走ってみようかと思い、出発しました。
前回までの話
やっぱ、そうめんでしょう
オリーブソフトやしょうゆソフトなど、立て続けにソフトクリームを3つも平らげ、いささか口も甘ったるくなってきました。
ここは、ちょっと塩気の欲しいところ。
小豆島の名物料理(?)といえば、やっぱそうめんでしょう。
「そうめん 小豆島」で検索するとトップに出てくるのが
なかぶ庵
何やら「生そうめん」というのが有名らしい。
「生そうめん」とは聞き馴染みの無いワードですが、まぁ「パスタ」の世界で言う「生パスタ」の様に乾燥させる前の「そうめん」かな。
店は、普通の住宅地の中にありました。
行ってみて、最初に目に入った看板
予約制になっていました。
ですが、私が行った時間がお昼時から外れていたせいか、一人だったせいか、客席に案内してくれました。(名前と連絡先は控えられますが・・・)
客席は、そうめん工場の空きスペースに机を置いた感じです。
売店もあるので、気に入ったら買って帰ろうかな。
メニューはこんな感じ。
名前に「オリーブ」が入ったところで、色が変わるだけで、オリーブ味になるわけじゃないだろう。
なので、ここは「生そうめん」。
問題なのは「並」か「大」だ。
2分ほど悩んだ末に「大」を選択。
そして、来たものがこれ!
麺には瑞々しい光沢があります。
箸で持ち上げると、麺が透けて見えます。
見た目から「しっとり、ツルん」とした舌ざわり伝わってきます。これは期待できそうです。
食べてみると・・・・もちっ、とした食感。
「サクサク」とした心地よい硬さの歯ごたえが、私の知るそうめんの魅力でしたが、それはこの太さでもっちりさを感じます。美味しい。
『太さがあって、もちっ、とした食感』なら大して珍しくもないのですが、この細さで、このもっちりとしたコシがある食感は初めてじゃないかな。
悩んだ末に大にして良かった。並盛なら後悔していたな、と思います。
大を選んだ数分前の自分を褒めてやりたい。
寒霞渓
いろいろ寄り道をしましたが、いよいよ寒霞渓に登ります。
私が選んだ南側ルートが一番楽、ということなのですが、やっぱり坂なので平地のようには進みません。
ごつごつした岩山みたいな風景が広がります。そのテッペンまで行くのでしょうか。
ここからちょっと進むと、運命の分かれ道が・・・
左に進むと登りのロープウェイの駅があり、右に進むとそのまま山頂まで登ることになりそうです。
迷うことなく右に進みます。
が、思ったより楽ではありません。初めての道なので実際よりも長く感じます。
正直、左に曲がってロープウェイで上まで行った方が良かった、と思う事が1度や2度はありました。
ようやく、頂上に到着。
シーズンだからでしょうか、賑わっています。
他の人が映り込まないように撮るのが難しい。ある意味奇跡の一枚です。
頂上からの風景はこちら
天気のせいでしょうか、なんか、スッキリしない風景です。ちょっと残念です。
ロープウェイはこんな色づいた渓谷の中をとおりますので、もしかしたら、ここの紅葉を楽しみたいのなら、ロープウェイがマストだったのかもしれません。
ここにもありました。
小豆島の観光地にあるもの・・・それは
ソフトクリーム!!
ここはメイプル味だそうです。
それも、日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で猛烈プッシュ!
こんな感じ。
お店は観光客ですごく混んでいたので、ソフトクリームの巻き方がちょっと雑。
コーンもメイプル味だそうで、期待が持てます。
味は・・・もう、何が何だか分からなくなりました。
メイプルの味や香りが付いているのだろうけど、あまり実感しない。
コーンが他のソフトと違うことぐらいは分かりますが・・・。
帰りは、土庄港に向かいのに一番良さそうな西側のルートで下山。
下っていても、この坂が急なのが分かります。
急な上に長い!
西側のルートではなく、南側ルートを選んだ自分、Good Job! です。
エンディング
再び土庄に戻ってきました。
フェリーの時間まで、近所をプラプラ
世界一狭い海峡があります。
写真のバックは川ではなく海峡です。
船の時間です。
フェリーに乗って、島を離れるのでした。
小豆島の感想
前編を書いたとおり、行きのフェリーではデッキで船旅気分に浸っていました。
ですが、そう、私の体はそこで冷え切ってしまったのです。
そして、私の着ていたサイクルジャージは春秋モノの薄手で、冷えた体を温めるような代物では無かったのです。
そして中編でソフトクリーム、後編でそうめんと、またもやソフトクリーム。
ソフトクリーム4本と冷やそうめん。冷たい食べ物のオンパレード。
私は声を大にして言いたい。
小豆島は初夏に行け!
きっと、初夏の爽やかな気候なら、船旅もソフトもそうめんも、心の底から楽しめると思います。
紅葉に特に思いが無いのなら尚更です。
来年の梅雨入り前に、もう一度、今度は小豆島一周(いわゆるマメイチ)をしてみようかな、と思います。
オマケ~現在使用中のもの(自転車編)~
私が日ごろ使用しているグッズなどを、掲載時での感想をつづります。買うときの参考にしてみてください。
Continental Ultra Sport3
今、履いているタイヤは前後ともこれ
特に不都合は感じていない。
GIYO GM-821
ロングライドの必需品はスペアのチューブと空気入れ。
私が使っている空気入れはこちら。
ロングライド時にパンクしてしまい、道端で修理することになったのですが、この空気入れはトコロテンを押し出すようなピストン運動で空気を入れるのではなく、携帯でありながら普通の空気入れのような形状で使用できるので、非常に使いやすい。気圧ゲージもついていて、5bar程度なら50代男性なら苦も無く入れることができると思います。(応急修理なのでそれ以上はいれてませんが、恐らく6barぐらいは直ぐに入るのではないでしょうか