愛媛にて2 徳島では見られないもの
愛媛の続き
1はここ
さて、せっかく愛媛に来たのだから、徳島には無いものを・・・と思っています。
そんなものイロイロあるのですが、今回、取り上げたのは「夕日」です。
海に沈む夕日
これは四国の地図です。
御存じとは思いますが、四国は香川県、徳島県、愛媛県、高知県の4つの県に分かれており、東に徳島県、西に愛媛県があります。
この地図を見てもお分かりの様に、徳島県が海に面しているのは県の東側で、西に面した海は無いのです。(入り江や湾のレベルでは面しているかもしれないが)
なので、太陽は海から昇り、山に沈む、というのが徳島の風景なのです。
下灘駅から夕日を見よう
愛媛県は西側にも海が開けているので、場所を選べば海に沈む夕日が見られるだろう。確か、夕日の名所になっている駅があったような・・・
調べていると「下灘駅」のようで、
ここは、伊予市観光協会のHPでも紹介されている夕日の名所のようです。
同じみるならここで見よう!ということにしました。
下灘の夕日を見よう!ランニングコース
さて、ゴールは決まりましたが行く方法です。
松山から下灘駅まで片道30km弱あり、
なかなかの距離です。
行きは走り、帰りは下灘駅からJRに乗って・・・という方法も考えましたが、コロナ禍の御時世、公共交通機関を利用することにはちょっと抵抗がありますし、何よりも、30km走る元気がない。
今回、車で愛媛県に来ていましたので、「道の駅ふたみ」まで車で行き、それから下灘駅まで走っていくことにしました。
片道6km程度と、お散歩がてらのジョグには丁度いい距離です。
実走!道の駅ふたみから下灘駅
スタート地点の「ふたみシーサイド公園」またの名を「道の駅 ふたみ」
松山から車で一時間ぐらい走ったところにあります。
まだまだ日も高く、日の入りの時間まで1時間ぐらいあります。
6km弱を1時間ですので、時間には余裕があります。
ゆっくり走っていくことにしました。
国道378号線を西へ!太陽に向かって走れって、感じです。
歩道は広くて走りやすいのですが、海側は区画されていないので、対向車、特にロードバイクが来ると、その避け方如何では少し怖い時もあります。
反対車線は歩道と車道が区分されているので、安全考えると反対側を走るべきなのでしょうが、ここは敢えて海側を走ります。
下灘駅への分かれ道です。
下灘駅は378号線沿いでは無いようですね。全く地理が頭に入っていません。
日喰という看板を発見!
この辺は日喰と書いて「ひじき」という地名なのでしょうか。
海に沈む様を見て、昔の人は海が日を喰らう、と思ったのでしょうか。
なかなか風情がある地名です。
太陽が水平線に近づいてきました。
下灘駅に到着
地理が頭に入っていなくても、道案内の看板がありますので、迷うことなく到着。
写真で見ると、とても静かな雰囲気ですが、この写真の外は人・人・人でごっちゃがえしてしました。
このコロナ禍にあって、結構な人数が集まっています。
その雑踏の中からは、どう考えても日本語ではない響きも混ざっています。
中国語かな?
どうも、テレビの特集の影響か、中国語圏の方がこんな田舎に来るのは、アニメの聖地巡礼か?と考えてしまいます。
(後で「下灘駅 アニメ」で検索してみると「千と千尋の神隠し」がヒットしたので、この影響かな?と考えています。)
何とか、他人さんが写り込まないように何とか画角とタイミングを調整した撮りました。
同じ様なことを考えている人がたくさんいるのですね。写真には写っていませんが、かなり騒々しい雰囲気です。
人が多いとのんびりできませんので、夕日はここではない別の所で見ることにしました。
西の海に沈む太陽
この国道378号線は何に使うかのかは分かりませんが、海面ギリギリの高さの突堤らしきものが何か所があります。
そこで、釣りをしたりしている姿を道すがら見てきたので、私もここに降りて夕日を見ることとしました。
いよいよクライマックスです。
あ~沈む~!
そして、太陽が沈み、今日という一日が終わりました。
往路のランの記録