愛媛にて1 味変、というシステム
用があって愛媛県に来た。
県域を跨ぐのは久しぶり。
お隣の愛媛県でもテンションが上がります。
テンション上がりついでに愛媛で思った事を書いていきたいと思います。
愛媛県のキャラクターで「みきゃん」というらしい。副知事だそうで、こう見えても愛媛県のNo.2なんですね。
久しぶりのラーメン
まずは、お昼に立ち寄ったラーメン屋の話。
久しぶりにラーメンを食べた。
ホント、ラーメンなんて半年ぶりだ。
昔は、よく食べてた。
しかし、他の食べ物が価格を抑えているのに、強気に値上げするラーメンとハンバーガーは、私にとって、単にコスパの悪い食べ物の代表格のような存在になっていて、誰かと一緒で、その誰かの発案で無ければ、自分一人の意思で行くことはまずない。
その名も「ラーメンは飲み物」
店名も
ラーメンは飲み物
・・・・なんでしょ?お店にそうかいてあるから。
鶏白湯のスープの店のようで、期待が持てます。
待ってました。ラーメンがでてきました。
さて、トッピングも煮卵やレアに見える鶏肉、水菜、玉ねぎのスライスなんかが乗ってます。
レンゲでスープを一口すすります。
美味しい!
表現するなら、天下一品のこってりを上品にクリーミーにした感じ、です。
健康やカロリーなんか意識の外に吹っ飛び、スープも完飲しました。
唐揚げセットにしたのですが、ここでのメインはラーメンとばかりに、唐揚げの味も控えめで、脇に徹した味付けになっています。
特筆すべきはスープを飲み干したにも関わらず、胃もたれしなかったことです。
「コク」と称して脂をドカンと投入したスープは、後でで胃もたれすることが多いのですが、ここのはそうではない。
脂にたよらず旨味でこの味わいまで持ってきた、ということでしょうか。
ここのラーメン屋はデフォルトでカットしたレモンがついてきます。
カウンターにあった説明書では、途中でレモンや胡椒などを入れてお好みの味にして下さい、とのことです。
お店のレビューはここまで、以下は「一般論」として・・・
私の味の好みの話
私は基本、出されたままで食べる派です。まぁ、刺身には醤油、天ぷらにはツユをつけますが・・・
なので、コショウ、酢、唐辛子などテーブルの上にあるものは基本的に使わない。(全くではない。時に「唐辛子系」や「ニンニク系」の調味料なら後半に大量投入する場合もあります・・・)
ラーメンに限らず食べ物屋の店主は、これがベストだ!という味付けで出して欲しいし、当然、そのような状態で出てきていると思っています。
ラーメン屋に胡椒があるのは、ラーメンには胡椒、と条件反射的な行動をとるお客のために置いてあるもので、胡椒を入れた方が美味いのなら、最初から店主が思う適量の胡椒をかけてだしてほしい。
美味いラーメンほど、味変してもデフォルトは越えられない
さて、この「ラーメンは飲み物」に話を戻します。
先に書いたとおり、この店ではレモンがついてきます。
この店には余ったスープに投入するためのご飯、というメニューには梅干しが乗っています。
また、カウンターの上には煮干し酢など各種のお酢が用意されています。
ここの店主はよほど酸っぱくして食べて欲しいようです。
なので、試したばかりにレモンをいれたのですが、これがあまり美味しくない。
酢などの酸味の調味料って影響力がでかくて、味が大きく変わってしまう。別物ぐらい変わります。
しかも、レモンの柑橘系の香りと後に残る苦味が、せっかくのスープに合わない(正確に言えば「好みでない」)。
客が好みに応じて、勝手に胡椒や酢を入れて調整するのは客の自由なのだが、店側がそれ薦めるのなら、デフォルト程度またはそれ以上に美味しくなる組み合わせであって欲しい。
「お好みでレモン」となっていますので、言ってしまえば、私の場合「好みでない」ということです。
最初に出た時の味は、とても美味しいと思います。
なので、次は最後までレモンは入れずに食べようと思います。