おじラン/50代男の生活は走る

人生は旅だ! ランニングは旅だ! よって人生はランニングだ!!! 50代のおじさんは日々頑張る!!50代のおじさんが人生をあれこれ考えつつ、走り続ける記録。 練習やグッズのレビュー、レースレポなど

ひとりセンチュリーラン(後編)

前回に引き続き、160km走った記録。

前回はこちら。

ojirun.hatenablog.com

のっけからですが、走行結果はこちらになります。

まぁ、出来たの?出来なかったの?とドキドキしている人なんて、いないと思いますので、結論から言うと160km走れました。

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基本方針は、吉野川の北岸を川にそって西に80km。折り返して南岸を東に80km。という至ってシンプルなものです。

 吉野川に沿って

小松海水浴場の駐車場に車を停め、出発です。

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鳴門・徳島サイクリングロードを通って吉野川に出ます。

 

 

河口に出ました。

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現在、県南部に向かって進む高速道路の整備中。吉野川に架かる橋も、みるみるうちに様子を変えていきます。

 

さて、北岸の土手ですが、徳島市中心部にあっては交通量も多く、時折、こちらの存在に気づいてないのでは?と思えるようなスピードとコースで抜いていく車もあり、ちょっと怖い瞬間もあります。

 

ですが、ちょっと走り、中心部からも抜けてしまうと、穏やかな感じになります。

 

 

これが、20年近く前に、その改修の是非について、徳島県の世論を2つ割り、住民投票にまで至った第十堰です。

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粗くコンクリートを積んだだけの構造物のようにしか見えませんが、江戸時代から令和へと、その時代時代の人達が手を加えて維持しているもので、それなりに素晴らしいものらしいです。

 

川沿いに走っていたが

吉野川を順調に西へ西へと遡って走っているのですが、そのうち急な登り道にさしかかりました。

 

まぁ、そんなこともあるやろ

 

と、気にせず、ガシガシと坂道を登りつつ、川に沿って走ってましたが、その先に信じられない光景が・・・

 

なんと、高速道路にぶち当たりました。

 

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北岸の地理は分からん!

吉野川の南岸には、徳島の大動脈の一つ、国道192号線が通っており、何かにつけ通っていたので、何となくでも南岸の地理は頭に入っています。

 

ですが、逆に北岸には、50と数年の人生で、あまり用事がなかったので、その地に行くこともあまりなく、よって地理にはかなり疎く、地名を見ても、それがどの辺りなのか、よく分かっていません。

 

しかし、高速道路が徳島県のどの辺りを通っているかぐらいは知ってます。

 

高速道路は北岸の、しかも山の方を走っています。

 

自分は西へ向かって走っていると思っていたのに、何故、高速道路と交差するのか、まったく理解ができません。

炎天下の彷徨

結論から言うと、こういうことです。

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私が吉野川と思って沿って走ったのは、吉野川ではなく、日開谷川という支流で、西と思っていた私の進行ルートは、いつの間にか北になってたようです。

 

できたら引き返さず進みたい。でもルートが分からない。

 

思わず脚をとめ、スマホで位置を確認したのですが、この状況から引き返さずにリカバリーする術が直ぐに思いつきません。

 

いままで気持ちのいい五月晴れと思っていた天気も、この状況下では単なる炎天下のように感じます。

 

現象は同じなのに、その状況をどう解釈するかで、状況が変わる典型的な例ですね。

 

「真実」など存在しない、あるのは「解釈」のみである、と言ったのはニーチェですが、彼は正しいですね。

 

しばらく広めの道路を適当に走り、目についた「阿波市役所」の案内をたよりに、県道12号線という、比較的大きめの県道に復帰しました。

やっぱり南岸

あまり走り慣れていない、ということは、町の風景も見慣れてない、というこで、

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目に映る風景を新鮮な気分で眺めつつ、漕いでました。

しかし、吉野川(と思われる川)から離れると、どうも、さっきのことがトラウマになってしまい、走ってても不安です。

今日の目的はあくまで160km走ることなので、ここはあまり迷わずにすむよう、やはり往路も南岸にしようと計画を変更しました。

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岩津橋を渡って、南岸に移動します。

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国道192号線に乗りました。徳島の大動脈の割に、交通量も少ない。ここまでくるとホント、のどかです。

 

私にとって安心の南岸。快適に走ります。天気も上々です。

 

調子に乗って、池田まで行こうとも思ったのですが、ここはひとつ心にブレーキをかけて、少し手前でUターンします。

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JR阿波加茂駅で引き返します。

南岸を下る

帰りは予定どおりの南岸です。

吉野川には北岸と南岸を結ぶ橋が何本か架かっていますが、

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デザインはバラバラです。

そんな橋のデザインを観ながら走るのも吉野川ライドの魅力の一つです。

 

そんなこんなで南岸の河口まで戻ってきました。

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ありがとう我が愛車

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あれ?まだ160kmには達していません。

 

北岸の駐車場に戻っても160kmには少し足りなそうなので、

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少し寄り道をして距離を稼ぎます。

こんなことなら、もっと西へ行っておけば良かった。

 エンディング

それから北岸に戻って、しばらく走ったところで、

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見事160km達成です。

時刻は15時19分。7時間30分で走破です。

 

休憩込みでこのタイムなら、チャリダー検定4級は合格でしょう。

チャリダー検定についてはここを読んでください→https://www.nhk.or.jp/program/charida/prev_53_plus.pdf

さて、160kmも走れたし、コロナが落ち着いたら、いよいよしまなみ海道かなぁ。

 

オマケ~現在使用中のもの(自転車編)~

私が日ごろ使用しているグッズなどを、掲載時での感想をつづります。買うときの参考にしてみてください。

 

Continental Ultra Sport3

今、履いているタイヤは前後ともこれ

特に不都合は感じていない。

GIYO GM-821

ロングライドの必需品はスペアのチューブと空気入れ。

私が使っている空気入れはこちら。

 ロングライド時にパンクしてしまい、道端で修理することになったのですが、この空気入れはトコロテンを押し出すようなピストン運動で空気を入れるのではなく、携帯でありながら普通の空気入れのような形状で使用できるので、非常に使いやすい。気圧ゲージもついていて、5bar程度なら50代男性なら苦も無く入れることができると思います。(応急修理なのでそれ以上はいれてませんが、恐らく6barぐらいは直ぐに入るのではないでしょうか

 

ELITE FLY ボトル

全般的にちょっとお高い自転車用のボトルにあって、お手頃価格であるこのシリーズ

ボトルの素材がかなり柔らかく、少しの力で給水ができます。

550mlを購入したのですが、使い勝手良いので続けて950mlも購入。

素材が柔らかいのはいいのですが、握って変形した状態で栓を閉めると変形した状態のままになってしまい、ボトルゲージから脱落することがありました。

空気が入るように完全には閉めないか、元通りに復元してからゲージに戻すか、が必要です。

 

 

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