ランナーを自称するビジネスマンの足元はテクシーリュクス
ランナーにとって、靴への関心はちょっと高いと思います。
それがランニングシューズでなく、ビジネスシューズであったとしても、同様なのではないでしょうか。
今回は、いわゆる「ビジネスシューズ」、TEXCY LUXE(テクシーリュクス)です。
テクシーリュクスを買った理由
それまで、私は仕事で履くシューズはリーガルと決めていました。
特にリーガルに愛着があったわけではないのですが、たまたま高校から履きだした靴がリーガルのローファーで、それからずっとリーガル党でした。
リーガルを履きだすと、(他のブランドでもそうかもしれませんが)あの硬い、重厚な造りが、妙にしっくりとし、逆に安い合皮にありがちな、軽いチャチな感じが受け入れられずにいました。
しかし、2年前の2019年。この頃、ランニングのフォームで、左右差が大きくなり、その原因の一つをあれこれ考えていました。
で、その時の仮説の一つに、
一日で一番長い間履いている靴、ビジネスシューズに原因があるのではないか?
があり、リーガルに代わる靴をあれこれ探している時に出会ったのが、このテクシーリュクスでした。
この靴の発売もとが株式会社アシックスの100%子会社のアシックス商事で、履きやすさ、歩きやすさを追求した商品であることが、ココロに刺さり、購入を決定しました。
1年以上使った感想
まず、TU-7002という型番の黒を発注。
足を入れた第一印象は、ビジネスシューズにありがちな、「硬い枠に足を入れる」という感覚ではなく、柔らかい、「スポンジで足を包む」という感じの履き心地で、歩いてみると、ジョギングシューズに近い感じクッション性があり、とてもとても歩きやすい。
ビジネスシューズにありがちな「歩みの衝撃が足に来る」という感じはありません。
毎日、同じ靴ってのは何なので、二足目を購入。
今度はTU-7769という型番を選択。
理由は7002の半額程だったからです。
履き心地は7002と同じく心地よいものがあります。
ですが・・・
ここからは私の好みの問題なのですが、7769は、マット加工されているみたいに「光沢」というものが全くありません。
通販で買うと、この辺の見極めが難しい。
写真では気にならなかったのですが、現物をみて、その光沢の無さに、「思ってたのとちゃうわ~」と、思わず言ってしまいました。
比べてみるとこんな感じ。
やはり、仕事で履く靴は光沢がある方がいい(私見)。なので、急遽、TU-7001を購入。
7001(右)はプレーントゥ、7002(左)はストレートチップ入りぐらいの違いなのですが、7001の方が丸っこい印象を受けます。
テクシーリュクスは買うべきか
ズバリ、買うべきです。
そう言っている私自身が、三足も買っているので、どれだけオススメか、お分かりいただけると思います。
7002に至っては、履きだしてもうすぐ2年ですが、目立つ傷が入ることなく、光沢も綺麗なままです。この光沢の持ちはリーガルよりも良いい。
やっていた手入れは
- 履く前ボロタオルで汚れを拭きとる
- 週に1回ぐらいコロンブスの靴クリーム ナイトリキッド をまんべんなく塗る
そんなズボラな手入れでもしっかり使えます。
靴の値段について
ランナーにとって、シューズは消耗品です。
1万円以上の靴でも1年で履きつぶしてしまいます。
このテクシーリュクスのお値段は、大体1万円前後。それで職種にもよりますが、1年で履き潰れることはないと思います。
つまり、ジョギングシューズを基準にすると、この靴、コスパが断然いいのです。
特に、歩き回る機会の多い、例えば営業の人こそ、見栄がいいのに歩きやすい、テクシーリュクスを選んでみてはどうでしょうか。
最後にこの靴の残念なところ
この靴の、唯一と言える残念なところは、履き心地が運動靴なだけに、靴音も運動靴です。
歩いても、あの、カツッ、カツッ、カツッ、カツッ・・・
という靴音はしません。