ランスマ倶楽部は期待できる
NHKーBS1で放送してたランニング情報番組「ラン×スマ」が「ランスマ倶楽部」としてリニューアルし、2020年10月11日に第一回目の放送がありました。
ランニングを扱った情報番組なので、チェックしない訳にはいきません。
番組の内容
芸能界最速女子を目指す佐野千晃とラン×スマから引き続き出演する高樹リサが出演しており、半年で佐野千晃がサブ3、高樹リサがサブ4を目指す、という形になっています。
各々の記録は佐野が3時間14分、高樹リサが4時間5分と、目標まであとちょっと、という所からのスタートです。
サブ4!!
以前、BS日テレで「サブ4!!」という番組をやっていまがした。
この番組のチャレンジャーは誰一人サブフォーを達成することができませんでした。第一回目の放送での走力からすると、「半年では難しいよな」というのが正直な感想でした。
佐野のサブ3は正直なところ、よくわかりませんが、高樹のサブ4は達成できそうな感じがします。
福島和可菜の存在はいい感じ
佐野のライバルとして福島和可菜が登場します。
彼女の自己ベストは2時間57分51秒と、もし佐野がサブ3を達成できたら、ついでに「ライバルにも勝っちゃうかも」的なタイムです。
しかも福島がいい味をだしています。「立ちはだかる壁」感がいい感じで出ています。旅ラン10kmでお見受けする時とは違います。
月間350から400kmといい、全身を使ったフォームの練習風景といい、かなりのモンスターっぷりです。
佐野の小物感もあいまって、おもしろいコントラストを描いていると思います。
そして、佐野にとっては、サブ3の達成の他に、福島との対決、という別の見どころも出てきます。
高樹リサはキャラ変?
以前、高樹リサが田沢湖マラソンに挑んだ様子が放送されたことがありました。
田沢湖マラソンは残暑の厳しい9月に行われることもあり、それに向けた練習も6月からの暑い季節がメインになります。
その回でも、夏に追い込んだ練習をしている姿が放送されていました。
が、今回の放送で「大会がなければ夏は走らない」と、以前は真面目にガチゆる走で練習するストイックキャラで描かれていたのに、一転して真逆のサボりキャラに。
サボりキャラが金コーチの熱心な指導で、心入れ替えてサブ4達成!というシナリオの匂いがしてなりません。
目標のレースは?
ところで、どのレースを目標として頑張るのだろう?
半年と言ってましたが、9月に練習をスタートしたなら半年後は2月だし、3月の放送に間に合わせるには、やはりレースは2月中になると思います。
しかし、2月って主だった大会は軒並み中止になったような。
どこかのランニングクラブ主催のランイベントを予定しているのでしょうか。
それとも、今回のように河川敷を何往復もするのでしょうか。
やはり公認でないと、たとえ2時間台、3時間台でゴールしても「サブ3」「サブ4」を名乗ってはいけないと思うのですが。
ガチなのは分かりますが
「ガチだぜ」がキーワードなのは分かるが、あまり多用されると、これまではなんだったのだろうか?と思ってします。田村亮や秋元才加が、あまりガチでなかったのは見ていて分かりますが・・・
今回の変更で、目標まであと少しのタレントさんをキャストとして揃えたのは、いいと思います。田村や秋元がサブ4を達成できるとは思えない(熱心さを感じない)。
これまでの様に、いつまでたっても速くならない連中の姿を見ていると、紹介される情報の信ぴょう性にかかわってきます。
是非、目標を達成して、有益かつ説得力のある情報を発信してくれることを期待しています。
蛇足ならが
最後に蛇足ながら、今回の改編で最も良かったのは鈴木奈々を外したことでしょう。
ホント、番組が「スッキリ」した感じがします。