祠めぐりオリエンテーリング~小松島コース
10月4日の日曜日、祠めぐりオリエンテーリングの小松島コースにトライしました。
祠めぐりオリエンテーリングの説明はこちら。
- 準備編
- それでは出発!
- 第1チェックポイント 正一位金長大明神
- 第2チェックポイント 金長神社本宮
- 第3チェックポイント 大鷹大明神、よろず狸大明神
- おまけ1 徳島の風景
- 第4チェックポイント 田左衛門大明神
- 第5チェックポイント 大鷹大明神、小鷹大明神、熊鷹大明神
- 第6チェックポイント 神子の藪大明神
- おまけ2 ちょっと寄り道
- 走ってみた感想
- ランの結果
- ドラゴンクエストウォークの結果
準備編
まず、車を停められる場所を起点としなければなりませんので、小松島市営球場を起点としました。
そこを起点にオリエンテーリングマップをみながら、ガーミンコネクトでコースを作成します。
約11km。1時間とちょっとでめぐる予定です。
ガーミン935にルートデータを転送
945からは普通の地図の上にルートのラインが示されますが、935ではルートはこのような線で表示されます。
この線で示されるルートを理解するのと935から「曲がれ」とかの指示がでるタイミングってホント、慣れが必要です。
それでは出発!
出発地点は小松島市営球場
「日峯公園」と書かれています。
以前は公園っぽかったのですが、今は工事中でした。今後どうなるのでしょう。
第1チェックポイント 正一位金長大明神
スタート地点から100mも走らないうちに到着!
徳島の狸の一方のボスであり、最もメジャーな狸である「金長」を祀った神社です。
この神社を含めて「日峯公園」なのでしょう。
「平成狸合戦ぽんぽこ」で取り上げられた、とか祠の説明を書いてあるようですが、さっと読み飛ばしました。
先は長いので・・・
第2チェックポイント 金長神社本宮
つづいてまたもや金長を祀った神社です。近場で2か所も祀られているのですから、大したものです。
935のナビのとおりに走ると、
えらく荒れた山道を進むことになります。
でも、ちゃんと着きました。
マップの写真では鳥居があるのですが、今はありません。どうも鳥居は朽ちて倒れてしまったようです。
第3チェックポイント 大鷹大明神、よろず狸大明神
マップによると、つづいては、六右衛門から夜襲を受けた金長の身代わりになって死んだ、金長の補佐役の大鷹を祀った祠です。
「場所がイタリア料理店裏の民家脇」となっています。
大きい看板もあって、入口の坂道は直ぐにわかります。
この坂道を登ると、ホント、民家とその民家の駐車スペースぐらいしかありません。
が、よく見ると、
幅1mもない、私有地の匂いがする細い脇道があります。
「えっ!ここ?」
と思いましたが、他に何もないので、勇気を出して進んでみました。
すると、ありました。
赤い鳥居の祠です。
補佐役のくせに主人を祀った第2チェックポイントより綺麗で整備されています。
坂を下りて、ちょっと走って振り向いてみると、
さっきのチェックポイントの鳥居がみえます。
次は迷うことなく行けそうです。
おまけ1 徳島の風景
踏み引きに引っ掛かり、脚を止めました。
徳島の鉄道には電車がなく、ディーゼル車しか走っていません。
なので、「電車」とは言わず「列車」といいます。
その上、この写真の列車は1両しかありません。徳島県民には見慣れた光景ですが、大阪から来た親戚が「線路の上をバスが走っている」と驚いていました。
第4チェックポイント 田左衛門大明神
走っていると、こんなのぼりがあります。
のぼりのある角を曲がると、祠と係員さん2人が控えているテントがみえます。
係員にマップを渡すと、
「ハンコつっきょるけん、その間にお参りしてよ~」(訳:押印するので、その間にお参りをしてください)
と言われたので、今回、初めて手を合わせてお参りをしました。
ここは金長側に与し、軍師を務めた田左衛門を祀ったほこらで、軍師だけあって「入試」の御利益もあるそうです。
6か所分のスタンプをゲットしました。
第5チェックポイント 大鷹大明神、小鷹大明神、熊鷹大明神
第3チェックポイントで祀られていた大鷹大明神はここでも祀られています。
もう一度説明すると、大鷹は金長の補佐役で、その上、金長の身代わりになって死んだ狸。
大鷹の子どもが小鷹と熊鷹で、その後、阿波の狸合戦(六右衛門親分と金長一派の頂上決戦)で、見事父親の仇をうったそうな。
その後、小鷹は二代目金長を襲名したとのこと・・・って隣に水子地蔵って石柱が・・・・農業漁業の守り神にして交通安全に厄除け、水子供養と、結構手広く手掛けている大明神様です。
第6チェックポイント 神子の藪大明神
最後のチェックポイントになりました。
オリエンテーリングマップの説明では、ここに祀られている狸は、六右衛門VS金長の抗争とは関係がなさそうな狸みたいで、単に子どもが好きで子どもを守る狸みたいです。
が、
ここの場所がよく分からない。
地図が示す場所にあるのが、
「子安地蔵」と書かれており、ちょっと違うぞ感が満載です。説明の看板も出てないし、マップに掲載されている写真とも全然ちがいます。
しばらくウロウロした後、諦めてグーグルマップさんに聞いてみました。
神子の藪大明神で検索したら出てきました。グーグルマップさん、流石です。
えっ?ここ通ったんだけど・・・
え?グーグルマップが指し示す所は・・・
ありました。
マップの写真と同じ。これでコンプです。
おまけ2 ちょっと寄り道
金長推しの小松島市には「たぬき広場」という公園があり、そこには高さ5m・胴まわり5m・重さ5トンの世界一大きいたぬきの銅像があります。
近づいて見上げると、大きさが実感できます。
台座の所にセンサーがあり、そこに向かって手をたたくと、背後の岩場から水が流れ出し、さながら、滝の様になります。
走ってみた感想
郷土の民話の世界を知り、その世界に思いをはせながら走るのはとても楽しかった。オリエンテーリングしながら走る、という形でしたが、目的地を探して着いた時には、少なからず達成感があり、ランの楽しみ方の一つの形だと思いました。
小松島コースは祠の意味や場所、距離ととても楽しめた。
第6チェックポイントは少しわかりにくかったが、主催している四国放送のHPで丁寧な行き方が紹介されていましたので、キチンと下調べをしたら迷うことはなかったかも。
ランの結果
ランの結果は次の通り。
まぁ、ゆっくり行ったり、祠を探したりしたので、こんなものでしょう。
ドラゴンクエストウォークの結果
この11kmのオリエンテーリング中、ウオークモードにしてプレイした結果は
ボストロール21匹たおして、こころが5つ。内訳はCが1つ、Dが4つ。
ボストロールのこころを落とす確率は20%、5匹で1個、ってところで落ち着きそうですね。