献血とランニングパフォーマンスについて
夏にしかできないことは、夏にやっといた方がいい。
例えば、暴飲暴食。私にとってレースも人間ドックもまだまだ先の夏の間だけは体重なんか気にせず、欲望のままお菓子やアイスを食べています。
そして夏にしかできないことがもう一つ、それは献血です。
なぜ夏に献血か
献血後、定められた期間を経過すれば冬でも秋でもできます。
ただ、献血後、しばらくはパフォーマンスは低下します。
なのでレースシーズンに、おいそれと献血はできません。
私も2016年2月、何を思ったがレースの10日前に献血をしてしまい、それから5日ぐらい1kmあたり30秒ぐらい遅くなってしまった記憶があります。遅くなるだけならまだ良いのですが、30秒遅くなったその上、そのタイムでも苦しい。
血液が400cc減少すると、こんなに酸素供給能力が下がるの?というぐらいシンドかった。
いざ、献血ルームへ
このビルには「そごう」という百貨店が入居しているのですが、2020年8月末で閉店します。献血ルームは残るのでしょうか?
さて、順番待つのが嫌だったので、10時過ぎに行ったのですが、もう、5〜6人が献血していました。みんな開店(?)ダッシュでこられたのですね。
問診をして、診察を受けて、検査して、献血の開始です。
ここの看護師さんは、年がら年中注射をしていて腕が上がっているからでしょうか、はたまた針の性能のいいからでしょうか、注射針を打たれてもあまり痛くないです。
看護師さんに「手を握ったり開いたりして」とか「足のつま先を下げたり上げたりして」とか言われて、そのとおりにしていくうちに献血は終わり。時間にして10分ぐらいで終了。
スマホもテレビも観ないうちに終わりです。
セコいようですが
お礼の品は次の通り。手書き風のメッセージカードとチョコ、ティッシュやスポンジ、お手拭き等の選択できる中からは入浴剤をチョイスしました。
昔(20 年くらい前)は、カロリーメイトとか歯磨き粉とか、もっといろいろあった様な気がしますが、今は年々ショボく(すみません)なってます。これも不景気のせいでしょうか。
今日の練習
献血をしたことですし、今日の練習は「ゆっくり」をテーマにしました。6:00/kmを超えないように、セットして走りました。
結果は
一見すると「ふ~ん」という内容なのですが、心拍ゾーンは
心拍ゾーンにみる献血の影響
となり、一昨日のゾーンと比較しても
平均ペースの割に今日のランは明らかに心拍数が高くなっているのが見て取れます。
コースは違いますが、気温も今日の方が低いし、条件は今日の方が良かったと思います。ペースが5秒程度速いのを差し引いても、明らかに心拍数は上がっています。
血液が少なくなった分を心拍数で補っていたのでしょうか。
まぁ、パフォーマンスの低下は予想していたことですが、今まで感覚でしかなかった「苦しさ」がグラフで示されて、妙に納得してしまいました。