ランニングにおける左右差の解消
私がつかっているガーミン935では、ランニング中のペースや心拍数の他に様々なデータを収集してくれるのですが、その一つに着地の左右バランスも収集してくれます。
こんな感じです。
上の写真は昨年の8月の練習結果の写真ですが、右に偏ってます。
なかなか均等にならなかったのですが、これが今、治りつつあります。今日は左右差の解消についてです。
これまでの経緯
2019年8月
左右のバランスが右に偏っていることに気が付いたのは去年の夏。 ojirun.hatenablog.com
それからいろいろ左右差を解消すべく、フォームや着地、腕振り、なんか意識しつつ走ってみましたが、一時的にいい数値が出る時もありますが、平均すると全くうまくいきませんでした。
このころの4週間平均の数値は左:右が49:51と右に重心が偏っています。
2020年1月
途中、走れないない時期をはさみ・・・
年も2020年に入って、1月6日から2月2日の4週間平均は49.1:50.9。十分すぎる休憩をとっても、状況はかわりません。
それで好転しないところをみると、疲労とかそんな問題ではない、ということですね。
2020年4月
変化は突然やってきました。
この時期のグラフですが、平均値を示す横の黒線が明らかに右51%から離れ、50/50に近づいていることがみてとれます。
それに、ゴールデンウイーク明けぐらいから、点の分布が50/50に集まりだしました。
2020年5月末~6月
平均値こそかわりませんが、50/50に点が集まっています。
ゴールデンウイーク明けぐらいから、左右差が改善されていることが分かります。
その頃に何があったかとい言えば
問題は肩甲骨周りだった
ある日、何気に周りをグルグルまわしていると、ある違和感を感じます。
触ってみると、
肩甲骨に指先が入らない!というより手が届かない!!
以前は、上の図は背中を見た図なのですが、その赤い矢印の部分から、肩甲骨をもぐるように指先が入っていたのですが、改めてやってみると、入らないどころか、背中に手をまわすことすらできません。
おそらく、職場でパソコンばかり打っていたのが祟ったのでしょう。思ったより体が硬くなっていたのでしょう。
肩甲骨はがしをやってみた
それから肩甲骨周りの筋肉をほぐす事を始めました。いわゆる、「肩甲骨はがし」です。右の手を左の肩甲骨の下に、左の手を右の肩甲骨の下にそれぞれ潜り込ませる、ちょっとづつ潜り込ませられる範囲を奥へ奥へと広げていきました。
まだ、背中で左右の手を握り合うことはできませんが、柔軟性はかなり戻ってきました。
肩甲骨と骨盤の連動
この「肩甲骨はがし」をするようになってから、左右差は劇的に改善されました。
もし、肩甲骨周りの筋肉のコリが左右差を生み出していた原因なら、「走る」という動作は、体中のパーツの連動させていることなんだなって思います。
数値は大切
ランニングウオッチはいいものを買っておくことをおすすめします。
いろいろな935が計測するさまざまな数値が、自分の今を正確に映し出してくれます。