走り続けるために必要な4つの条件
今月の月間走行距離が昨日のランをもって300kmを超えました。
300kmと一口にいいますが、
ここ一年通して、最も多く走れました。
こうして、グラフで見てみると一際目を引く2019年11月。その月は23kmでした。
思い起こせばこの時は仕事も忙しければ、前月の龍馬脱藩マラソンで左足を痛めたせいで、全く走れる状況ではありませんでした。
私は、走り続けるにはいろんな条件が揃わないと走り続けることはできないと考えています。
今回は、私が思う、走り続けるために必要な4つの条件について書きます。
走り続けるために必要な体がある
走るために必要な第一条件は「走れる体」です。
この年齢になりますと、ちょっと無理をするとすぐに故障してしまいます。
気合いを入れて追い込むと、やれ、関節が痛い、足が痛いとなり、そのたびに1週間から1か月は中断を余儀なくされます。龍馬脱藩マラソンで痛めた左足では半年近くも中断させられました。
体を常に走れる状態にキープすることが基本です。
走り続けるために必要な時間がある
第2の条件は時間です。
この年齢になると残業や休日出勤といった時間外労働や仕事帰りのお付き合い、子どもの送迎や近所や親せきの集まりなど公私にわたり走る時間が奪われていきます。
よく、「早朝に起きれば大丈夫」ということも言われますが、22時に家に帰って、0時に寝て5時に起きるのは、やってみたけど定着しませんでした。
夜ラン派の私は、いかにして早く帰宅し、走る時間をキープするかが問題なのです。
走り続けるために必要なお金がある
第3の条件はお金です。
私も実は走り始めて気が付いたのですが、このジョギング、というよりマラソン大会に出場するぐらいには熱心に走り込むと、これは結構、金がかかる趣味だということ。
マラソン大会に参加すると、エントリーで約1万円、宿泊、交通費が上乗せされる。
出場しなくても、シューズやウエア、ウオッチをはじめサプリメントと結構出費がかさむ趣味だと思います。
靴1足が1万円で、年間3足つかったら、それだけで3万円。
10年で30万円を消費するなら、ロードバイクのいいやつが買えそうだ。
マラソンには「走れる経済力」も必要になります。
走り続けるために必要なメンタルがある
4つ目の要素はズバリ「メンタル」です。
走ることでストレス解消とはよく聞きますが、心が疲弊しきったら、走ることすらおぼつかなくなります。重度なストレスにジョギングは対応できません。
私自身も、今から3年前、仕事の内容と同僚が最悪で、毎日、憔悴して出勤し、ボロボロになって帰宅していた時期がありました。
きっと心療系の病院に行ったら、それなりの病名はついていたと思います。
一時はサブリミナルCDを起床時に聞いてから、出勤してました。波の音が心地よかった。早くこの状況から脱出して、この音楽からイメージできる南の海の浜辺で昼寝をしたい、と当時は思ってました。
心が疲労すると、休みの日で、どんなに体力と時間があっても、「走ろう!」という気が全く起こらなくなります。心が健康でなけらば走れない、走るためには「走れるメンタル」が必要だと痛感しました。
元気があれば何でもできる、とは言いますが、体だけでなく、心も元気でないとだめだな、と当たり前すぎることを身をもって体験しました。
300km走れた自分は幸せだ
つまり、300kmも走れるいまの状態は、ケガもなく、日々の生活に困ることもない、とても幸せな状態であり、私をとりまく家族や同僚に感謝しなければならないということです。
それが実感できたら、3時間30分が切れなくても、4時間台で走っても、そんなことは些細な話なのです。
今、そう思う。
#ジョギング #ランニング #メンタル #50代 #コンディション