龍馬脱藩マラソンその2 - 2019.10.15
レース開始
フルマラソンは9時スタート。
コースは龍馬が脱藩した国境(くにざかい)を折り返して帰る、前半は登り、後半は下りのある意味シンプルなコース。
高低差550mとありますが、Stravaによると獲得標高は840mになります。
延々登りが続きますが、速い遅いは別にして私も「クライマー」、またの名を「坂バカ」を自称する身、登り坂は決して嫌いじゃないので、それほどつらく感じません。
ハムストリングスに違和感があるものの、坐骨神経痛は大人しくしてくれいているので、思った以上には快適です。
山間部の農村を走る、のんびりした風景のなか、時には急に時には緩くなる登り坂をひたすら進んでいきます。
足に異変が
農村風景を堪能しつつ10キロあたりで、今までにない異変が!左の足の甲に痛みが発生しました。
我慢できず、足を止めて、靴を緩めてみますが効果ありません。着地のたびに響くような痛みが足の甲に走ります。
「ま~取り敢えずは脱藩しないとな」
ということで、折り返しを目指します。
いよいよ脱藩
19kmぐらいに、道路から脇道に入るよう、案内が出ています。
案内どおりに走っていくと・・・
未舗装の山道を走ることとなります。
前日の雨のおかげで、結構ゆるんでいます。未舗装の山道は木の根と石と泥のおかげで走りにくいです。
マラソンというよりトレイルです。
しかし・・・
こんな看板を見ると「ああ、坂本龍馬は、志を持って、この道を通ったんだなぁ~」と感慨深くなります。気分は司馬遼太郎の「街道をゆく」です。
山道を抜けると、そこは国境(くにざかい)。
上の写真、左上の二つの門柱を通過すると、脱藩達成です。
脱藩ぜよ〜!
もう、土佐の龍馬やのうて、日本の龍馬ぜよ〜!
ある意味、ゴールより感動的です。