好みのランニング雑誌は?-2019.08.25
ランナーに読まれている雑誌と言えば、それはもちろん「ランナーズ」でしょう。
私の周りでも、ランニング 雑誌で何を読む?と問われれば、それは「ランナーズ」だ。
でも、私にとってあの雑誌はちょっと苦手だ。
理由は2つ。
紹介される練習内容が、科学的というより経験則に基づいた記事が多い印象がある。
とにかく長距離、とにかく追い込む、まずは30kmという感じだ。科学的根拠なし。裏付け資料もグラフもない。ほぼ体験談で構成された特集記事。
読んでいると、ランニング クラブに何人かはいそうな古参のメンバーの自説をきいているような感じになる。
つぎに誌面のデザイン。レイアウトやイラストがとにかくダサい。ランナーズは、もともと同人誌から出発してる雑誌らしいが、誌面づくりが未だにその域を出ていない。
つまり、見た目も中身も読んでて疲れるのだ。
なら、何を読むかと言えば、ターザンだ。
ターザンはランニング 雑誌というよりフィットネス雑誌なのだが、だいたい年2回、9月と2月ぐらいにランニング 特集を組んでいる。
毎回同じ様な、でも微妙に切り口を変えて毎年違う特集を組んでくる。マガジンハウスなので、誌面づくりは比較にならない素晴らしさ。
紹介される内容もデータやグラフなどを駆使し、科学的な構成となっている。
ただ、ターザンは対象としている読者がランナーに限られてないため、記事の内容が今は走ってない初心者を対象にしている上に、速く走るより、痩せることに重きを置いている。
なので、タイムに重きを置いている人には物足りないかもしれない。しかし、私のようなタイムより健康(痩せる)のほうに重きを置いている人間には、ちょうどいい。
昔、興味無い人にとって、CanCamとRayとJJとViViは女性ファッション誌でひとまとめにするかもしれないが、目指すところが4誌とも違う、という話をきいたことがありますが、マラソン雑誌も、ランナーズ、ターザン、ランニング マガジンクリール、ランニング スタイル(休刊)のどれを支持するかで、マラソン感に違いが出てくるかもしれませんね。
そうなると、私はターザン>=クリール>>ランナーズ>=スタイルかなぁ。